小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て を読んだ感想と内容まとめ1


子育てについて少し勉強しました!

 

 

昨年、父になった私ですが、子育てについて正直何も学んでいなかったので、素敵な子育てしたい!と考え、アマゾンで【ベストセラー1位】だった

 

 

【小児科医の僕が伝えたい 最高の子育て】を購入し、読んでみました。

 

 

はっきり言ってこの本、もの凄く勉強になりました。

このブログの読者様にも、育児をされている方が多いと思いますので、少しでもためになればと思いますので、簡単に内容をご紹介をします。

 

まずは遺伝子の話、そして子どものうちにつけるべき3つ力の話、また著者の高橋孝雄さんが実際の医療の場で経験した話など、様々なためになるお話がとてもやさしい文で書かれております。

 

それでは早速参りましょう~!

 

まず子どもが成長するにあたって、親の遺伝子が子どもにも反映されているため、好き嫌いが似るみたいです。まず、親が運動嫌いだと、子どもも、運動嫌いになる可能性が高いようです。

逆に私の父、母に昔、スポーツが得意、好きだったか?聞いてみたのですが、父、母両方とも、超好きで超得意だったみたいです。

 

さらにこんな大会に出て優勝もしたと、そしてめっちゃモテモテだったと、聞いたこと以上に話されて、少しうんざりしましたが、うちの男兄弟3人もみんなスポーツが大好きでした。

逆に、遺伝子的にスポーツ嫌いを無理に好きには出来ないようです。無理強いはなるべく止めた方がいいかもとのことです。

 

 

そして次は、子どもの身長についてです。皆様、自分の子どもの身長が大体どれくらいになるか知りたくありませんか?そんな方に身長の公式?をお教えしましょう!

男児:父の身長+母の身長、それに13㎝を足して2で割る

※±9㎝くらいの幅、ゆとりがあります。

女児:父の身長+母の身長、それに13㎝を引いて2で割る

※±9㎝くらいの幅、ゆとりがあります。

 

ちなみに私の子どもの場合、

(私171+157+13㎝)÷2=170.5㎝からゆとりの±9㎝なので、

結果161㎝から180㎝の間(結構ざっくり!)

ざっくり過ぎて参考にならんわ!と聞こえてきそうですが、せっかくなので、一度やってみて下さい。あなたの新しい公式が見えてくるかもしれません!!(意味不明)

次は、悩める子育ての章です。

この本には、子育ては、親も子どもも、心身ともに健康でなくてはならない。と書いてあります。

例えば、母乳についてです。粉ミルクは使いたくないという方もいらっしゃるようですが、なかなか出ないのを、苦しみながらあげるより、母乳が足りなければ、笑顔でミルクをあげた方が赤ちゃんにもいいようです。

 

私もこれを読んで、ずっと母乳をあげ続けている妻に、「大変なときはミルクでもいいみたいだよ?」とそっとジャブを入れたところ、「そうなんだ、じゃあ赤ちゃんが足り無さそうにしたらミルクにしてみる。」と言ってました。私はこれを【ジャブ作戦】と呼んでおります。

一生懸命何かを続けている人に「それ違うよ!」と否定しても、多くの場合「いや急に出てきて、うるせえな」となりがちです。

うちの場合、妻に「は?なんだおまえ。」的な事を言われ、

私も「お、俺はAmazonベストセラー1位の本で読んだんだよ!?」とお互いファイティングポーズしちゃう可能性があります。すると気まずくなるので、まずは遠くからジャブを打ち、距離を測る。

今回のように、うまくジャブが当たったら、コンビネーションで、「ミルクの時使う哺乳瓶を煮沸しておくね。」からの「俺ミルク作ってみようかな?」というワンツーで決まりです。(何が?w)お互いを尊重しながらやって参ります。

紙おむつ、布おむつの選択ついても、正直どちらがいいというデータもないので、どちらでも悩まずOKみたいです

 

そして、離乳食についても、「無添加のものを手料理したい!」というおかあさんも多いようですが、この本では、母乳が終わったのち、今度は離乳食を何時間もかけて作ったものを吐き出され、ショックを受けるより、市販のものを食べさせたり、リメイクしてあげても全く問題ないと書かれております。そして、ネットやテレビなどで、色々な情報が出ていますが、あまり振り回されないほうがいいようです。大切なのは、『赤ちゃんと過ごすかけがえのない時間を笑顔で過ごす』ことらしいですね。

 

 

長くなったので、続きは次回また書きますが、今回は最後に子どもに考える力を奪ってしまう、言いすぎてはいけない事をご紹介します。

それは

「早くしなさい!!」

です。

「早くしなさい!!」の原因は、これから大切な予定があり、電車やバス、仕事に間に合わないにそうな時、準備をぐずぐずしている子どもに対しての「早くしなさい!!」ですね

親は何時に電車に乗って、何時にどこに着く予定と段取りを決めますが、子どもには段取りは知らされていない場合が多く、知らされたとしても、あまり理解できません。

もちろん支度もスムーズにで来ません。これはぐずぐず準備する子どもの時間配分を見きれなかった、親の段取り不足という事みたいです。耳が痛い話ですが、「早くしなさい!」をたくさん言われると、言われるのが嫌だからと何も考えずに動く人間に育ってしまうようです。

 

ということで、本日は以上となります。明日また続きを書きます。

明日は、【子どものうちにつけるべき3つ力の話】をご紹介致します。

とっても勉強になる、子育てについての本。きっと価格以上の価値はあります!

【 小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て】

子育てで、お悩みの方、そして素敵なお子さんに育てたい方はぜひお読み下さいませ!

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