皆様おはようございます。1月も終了に近づいております。いかがおすごしでしたか?
私も読書したり、ジムに行ったり、しております。
今度こそ、
『原田マハさんの異邦人(いりびと)』について書いてまいります。
この本は、私が毎月通っている永業塾(何するの?と気になる方はぜひ調べてみて下さい。)という塾の大先輩から飲会の場で紹介されました。
私は人から面白いよと紹介された、本は必ず読みます。
なぜならほとんどの場合面白いからです。今回も書店では100%手に取らない本ですが
紹介(おすすめ)ということで、いつもの松戸駅の縦長の本屋こと良文堂書店で購入しました。
全然話は違いますが、営業も、紹介の力は半端ないです。私の職種でいうと、飛込営業の契約率が5%位ですが、紹介はほぼ100%契約にありつけます。
しかも紹介の場合、お客様からの『こちらこそお願いします!』と言われるんですね。なので、新規を狙う渡辺は、どんなお客様にもなるべく丁寧に親切に対応し(←当たり前だ
ろ!)帰り際に、『あッ!そういえば、どなたかお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介下さいね。』という作戦を取ります。少しずつ、お客様を増やす、アメーバ営業
です。
ということで、『原田マハさんの異邦人(いりびと)』簡単にご紹介致します。
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銀座で老舗画廊店、篁画廊(たかむらがろう)の専務をしている主人公の篁一輝(たかむらかずき)は
東日本大震災の原発問題で避難している、妻の菜穂に会いに京都にやってきた。
妻は妊娠をしている。ちなみに妻の母は篁画廊店の上顧客で、有吉美術館の館長なのだ。そして、妻はその有吉美術館の副館長をしている。
結婚する前、妻の母からの愛を感じてはいたが、一緒にヨーロッパへ視察した時も、一切手を出さなかった。そして妻を紹介され、結婚した。
妻は京都でのホテル暮らしを退屈と言い、東京に戻りたがっているが、未だに、原発の本題で騒がれているため簡単には帰ってきてとは言えないのだ。
小さい頃から、長い間日常的に美術品に接してきた菜穂は他の人には無い、美的センスがあり、「心に刺さる感じ」で多くの画家を掘り出してきたのだった。
現在、震災の影響で、篁画廊、そして有吉美術館のもととなる有吉不動産の景気があまりよくなく、経営もままならなくなってきている。
そして、ずっとホテル暮らしでは飽きてしまうと考え、先代と昔付き合いのあった、京都の鷹野せんという有名な書道家にと一緒に住むことになった。
この日から菜穂は京都の魅力に魅かれ、そして、京都で出会う、白根樹というデビューもしていない画家にのめり込み、物語は進んでいく。。。
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これはほんの概要ですが、物語の内容は複雑で深いです。
京都の巨匠、志村照山とか、瀬島夫妻とか登場人物がいて、実際の名画などの紹介もあります。
有名なモネ、ゴッホ、ゴーギャンなども出てきます。
この本を読んで、普段美術館など絶対行かない渡辺ですが、今年中に一回上野の美術館行こう!と決めました。
なんとなく「一流に触れる事」って大切だと思うのです。←カッコつけるなw
ここからはネタバレになってしまうので、この本読もう!という方はここから先は読まないで下さい。
この本、途中から、歯車が狂い始めます。
物語の中盤、画廊が詐欺にあい、経営がままならなくなるシーンがあるのです。
すぐに大きな契約をしないと、潰れるレベルです。
主人公の一輝は、画廊の社長である父からハッパを掛けられ、有吉美術館の宝である「モネの睡蓮」を売らせてほしいと妻の母に交渉します。
一輝は見事、交渉、取引に成功しますが、妻の母と完全に寝ました。完全に週刊文春してます。
一輝は人生で最も重要な決断をする場面がありました。どちらを守るかです。
1何代も続く老舗篁画廊 2妻とお腹の赤ちゃん
1を守る方法が妻の母との週刊文春しかなければ、どちらかしか守れないのです。
覚悟してやらなければいけなかったのです一輝は1、2両方守れると思ってしまいました。
嘘、だまし、詐欺、隠ぺい、裏切りは絶対にバレます。100%バレるのです。100%逃げられません。
結局、母とのH(シンプルにHと書いてすみません。)が妻に露呈し、離婚します。当たり前ですが、大切にしていたお腹の赤ちゃんにも会えなくなってしまうのです。
もし渡辺が究極の熟女好きだとしても、篁画廊を捨てるべきだと思いました。←あくまで私の考えです。
人生で重要な決断はする場面は何度も訪れないかもしれません。
しかし、いざ決断をしなければならない時、絶対後悔しない決断ができるようにしなくてはなりません。
そのため普段から、小さな決断を繰り返し練習していきましょう!!以上、今回も長くなりすみません。
最後まで、お読みいただいた方本当にありがとうございます。
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ありがとうございました。